つなげ手ねっ!と:豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館サイエンスボランティア

書き手:豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館サイエンスボランティア
家田 健吾
「科学のおもしろさを子供たちと楽しむ」

サイエンスボランティアの風景

 2005年から豊橋市視聴覚教育センターと地下資源館を主な会場として、「科学の楽しさ、おもしろさ」を伝える活動を行っています。具体的には、日曜日などに来館される幼児・小学生とその家族などに、ボランティア自身も楽しみながら工作・実験・講座・星空観望会などの開催やサポートをしています。発足後18年目現在の会員数は40名です。
 発足当時は、各自が自由に、または施設が用意した材料を使って科学工作を行っていましたが、その後、毎月決めたテーマに沿った科学工作・実験などが行われるようになりました。例えば「紙」「光」「音」「ゴム」「静電気」「空を飛ぶもの」「身近な材料」などです。テーマ以外のものでもボランティア自身がおもしろいと思ったものならOKです。本人がおもしろいと思っているものが科学の楽しさを一番伝えられるからです。また、視聴覚教育センターにはプラネタリウムがありますから、「星」に興味があるボランティアも増え、星空観察会、望遠鏡づくり、天文講座など学芸員と協力しながら開催しています。
 活動の内容は拡大してきており、プログラミングを伴うロボット工作や科学実験などのシリーズ講座、まちなかで星を見る会や移動式プラネタリウムのサポート、「だれかに教えたくなる宇宙のはなし」の開催などが加わってきています。ボランティアは来館者といっしょ
に科学を楽しみ、視聴覚教育センター・地下資源館のサポーターとなれるよう心掛けています。子供たちの笑顔に囲まれ、「ありがとう」の言葉に励まされ、次は何しようかと考えて
います。身近なところから私たちと一緒にはじめませんか

2022年08月04日|ボランティア月刊通信のカテゴリー:つなげ手ねっ!と