ボラセンノート:アフターコロナ

マスクをはずしている人

 マスクをはずしている人コロナ禍が始まって丸2年が経ちましたが、私たちを取り巻く状況は依然として不透明なままです。一昨年、昨年と、2年続けてこの5月の「ボラセンのーと」にコロナ禍に関する記事を書きましたが、今年も残念ながらコロナ禍に関する記事を書いています。
 一昨年は、新型コロナウイルスについて知らないことが多く、ボランティアセンターで実施しているほとんどの事業やイベント等が中止となってしまいました。昨年度は、新型コロナウイルス自体や感染に関する多くのことを学んだことで、「新しい生活様式」のもと、一昨年は中止となってしまった多くの事業やイベント等を実施することが出来ました。特に、多くのボランティアさんに協力頂いて実施している「介護予防サロン」や「脳の健康教室」等の高齢者の介護予防や認知症予防に関わる事業は、その効果を発揮するには継続して実施することが大切です。そのために、ボランティアさんや参加者の方々のご協力を頂き、正しい知識としっかりとした感染予防対策を行うことで継続実施につなげています。
 先日、ある大学の入学式での学長の挨拶の中で、「コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻」を例に、『パンデミックや戦争は、これまでの歴史に学べば、必ず終息する』という言葉がありました。当たり前だと思うかもしれませんが、その渦中にいる間はなかなかそのことに思いが至りません。コロナ禍も3年目を迎えました。そろそろコロナ禍が終息した後「アフターコロナ」のことを考えてもいいのかも知れません。

2022年05月13日|ボランティア月刊通信のカテゴリー:ボラセンノート