ボラセンノート:あなたの睡眠の質は?

睡眠している女性

 昔から、『高齢者は朝4時には起きている。』という言葉をよく聞きます。なぜ高齢者は早起きなのかというと、加齢による体内時計の変化で、睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになるからだそうです。また、高齢になると社会参加が遠のき、日中の活動時間が減るために、必要とする睡眠時間が減少することも原因として挙げられます。こういった事例により、高齢者は睡眠不足・睡眠障害の方が多いと言われています。30代の私であっても眠りの浅さ・睡眠の質の悪さを感じることがあります。寝不足が続くと、疲労が溜まったり、血行や代謝が悪化したり、生活習慣病になりやすくなるなど悪影響を及ぼします。また、布団に入ってから長い時間眠れないと、眠れないことへの焦りから、さらに眠れなくなるという経験は誰もがあるはずです。これらを改善するには、やはり起きている時間にどう過ごすが重要になってきます。
 快眠を手に入れるために、起きたらすぐ朝日を浴びる・日中の適度な運動・寝る前はカフェインを避けるなど、様々な対策が挙げられます。
 ボランティア活動を長く続けていただくためにも、ご自分の健康を維持するための睡眠はとても大切です。みなさんも、快眠を目指して生活リズムを整えてみてはいかがでしょうか。総合福祉センターあいトピアの2階にある図書ライブラリーでは、睡眠や健康に関する本をいくつか置いてありますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

2023年06月14日|ボランティア月刊通信のカテゴリー:ボラセンノート