つなげ手ねっ!と:今月のボランティア  瀬尾 正幸さん

 今年度からボランティア活動者個人個人に注目し、ボランティア活動のことはもちろん、プライベートのことも織り交ぜながらQ&A形式でお送りしていきます。

今月のボランティア:瀬尾 正幸さん

傾聴しているところ
  • 趣味・好きなことは何ですか?

    これといった趣味や好きなことはありません。現在日課にしていることは、近くの公園でウォーキング(約5km)と、朝のラジオ体操をするぐらいです。

  • 豊橋のここが好き!

    豊橋に住んで約40年になりますが、広い公園がいくつかあることでしょうか。豊橋、向山、幸・・・。私は緑の多い高師緑地公園が好きです。また、新幹線の停まる駅があること、西へ東へスピーディーに移動できます。

  • どういったボランティア活動をされていますか?

    傾聴ボランティアをしています。高齢者施設を訪問して利用者さんのお話を聴く活動です。お話をすることによって、またその話を「聴く」ことによって、お互いのコミュニケーションが深まる活動です。

  • ボランティア活動をしようと思ったきっかけを教えてください。

    会社を定年になったら何をしよう。と考えていたとき、たまたま新聞で「傾聴」という人の話を聴くという通信教育があるのを知り始めました。始めて約10年、奥が深く、やりがいのある活動です。

  • 毎月どのくらいのペースで活動しています?

    コロナ禍ということで、施設訪問は月2回と自粛中です。今後は少しずつ増やしていきたいと思います。

  • ボランティア活動をしていて、印象に残ったエピソードはありますか?

    施設のイベントで利用者さんがカラオケを始めました。奥さんが歌うのを聞いた旦那さんが、驚いたように「結婚して60年近くになるが、初めて聞いた!」とその場が明るい雰囲気になりました。後日、奥さんにこの話をすると、畑仕事をしながら一人になると声に出して歌っているのだそうです。

  • 最後にこれから活動される方や興味のある方にメッセージをお願いします!

    ボランティア活動することで、知らなかったことが沢山あることに驚いたり、人との交流で視野が広がったり、いいことが沢山あると思います。恥ずかしい話ですが私は「傾聴」という言葉があることも知りませんでした。またそのボランティアがあることも。定年になったら、と考える方は沢山おられると思いますが、ボランティア活動をお勧めします。


2023年06月14日|ボランティア月刊通信のカテゴリー:つなげ手ねっ!と