ボラセンノート6月:脳の活性化

先日、講座に参加されている方からお話を聞く機会がありました。その方は初めてICカードを使って電車に乗り、講座に参加されたそうです。お話をされているその時のお顔がとてもいきいきしていて、いくつになっても新しいことに挑戦することはとても素晴らしいことだと感じました。
新しいことへのチャレンジはどんな効果があるのか?少し調べてみました。新しいことを始めると、脳内が刺激され、これまでに経験したことのない情報を脳が処理することになります。これにより、脳は活動を活性化させて、これまでに使用していなかった部分を使い始めることになります。その動きが認知能力の低下を防ぎ、記憶力や集中力を向上させる効果があり、脳をいつまでも若く保つためにとても良いそうです。新しい趣味を始めてみたり、旅行へ出かけてみたり、今までにやったことがないことを新たに始めたりすることは、脳の機能を持続・向上させることになるそうです。
どこかに出かけたり、新しい何かを始めることが難しい方でも、いつも食べているものを違うものに変えてみたり、いつも通る道ではない道を選んで歩いてみたり、生活に少しの変化を取り入れるだけでも脳にはいいようです。人に会って会話をすることだけでも表情や言葉の調子、身振り手振りなどが脳に入ってくるため効果があり、他者とつながることでも脳も心も若々しく保つことができるそうです。
新しい何かをお探しの方はぜひ、社会福祉協議会で開催されている講座やイベントに参加し、新しいことに挑戦してみませんか?
毎日の生活に少しの変化を取り入れ、日々の生活を楽しむことを大切にしながら脳を活性化させていきましょう!